HK-1890に付属している2種類のノズルについて、違いと、それぞれに適した清掃場所などをご説明します。
HK-1890の標準ノズルとターボノズルの使い方・使い分けについてご説明します。
HK-1890には、ピンポイントの強い水流から扇型の散水用の水流まで、噴射角度を無段階に調節でき、幅広いシーンに使える「標準ノズル」と、水流を回転させることで、広い範囲を強い水流で洗浄することができる「ターボノズル」の2種類のノズルが標準付属しています。
どちらのノズルも、ガンの切れ込みとノズルの出っ張りがはまるようにガンに差し込みノズルの先端を持ち、時計回りに押し回して取り付けます。
ちなみにノズルを外した状態で電源を入れ、ガンを握っても高水圧は出ません。
先端にノズルを取り付けることで高圧水が出るようになります。
標準ノズルの先端を回すと、中の2枚の金属弁が開閉して、噴射する範囲が調節できます。
金属弁同士の距離が狭ければ狭いほど、噴射角度は狭くなります。
いちばん狭くすると線状になり、ピンポイントで高い水圧の水が噴射します。
先端を逆に回すと、金属弁が開き、扇状の弱い水流になります。
弱い水圧にすれば植物の散水などにもご使用頂けます。
ターボノズルは、高圧水が高速で円を描くように噴射するため、標準ノズルより強い水圧で広い面積を洗浄できます。
がんこな汚れの洗浄やタイヤハウスなどにお勧めです。
ただし威力が強いため、木肌や塗装面、もろいブロックなどデリケートな素材は表面を削ってしまう場合がありますので、使用をお控えください。
どちらのノズルも共通して言えるのは、ノズルと洗浄面の距離が離れれば離れるほど、水圧は弱まるということです。
目安としては、ノズルから50センチ程度までは強い水圧です。
それ以上離れると、水圧が弱くなります。
対象物が弱いもの・傷みやすいものの場合には、ノズルから距離を取って、目立たない場所で威力をテストしてからご使用ください。