もうすぐ屋外プールのシーズンも終わります。
シーズンオフのプールの「藻」「苔」対策に、シーズン中と同じように「塩素」を使っていませんか?
一度投入するだけで約6~8か月効果が持続し、手間もコストも抑えられる防藻材があります!
■ オフシーズンのプールの藻、コケ、悪臭…どうする?
底が見えないほど緑色に濁ったプールやタイルにびっしり藻が生えた人工池…夏を過ぎると誰でも一度は見たことのある光景だと思います。想像するだけで嫌な臭いが漂ってきそうですね。
夏の営業中のプールなら塩素消毒や頻繁な水の入れ換えもするので藻(も)や苔(コケ)が繁殖する事もありませんが、シーズンオフに頻繁に水を入れ替えることは手間的にもコスト的にもあまりないでしょう。
どうせ使わないならシーズンオフには水を抜いておけばいいのかというと、実はそれはNG。
なぜかというと、水を抜くとプールの壁面が紫外線や風雨のダメージを直接受け、材質の劣化が早まってしまうからです。
そのため、シーズンオフでも水は抜かずに入れておいた方が良いとされています。(※)
※冬場に水が凍結してしまう地方などでは水を抜く場合もあります。学校のプールの場合、防火水槽としての役割もあるため通年一定水位を保つことが消防法で定められています。
ですが、水を張ったまま放っておけばすぐに藻が生えて水が緑色になり、美観も損ねる上に悪臭の原因にもなります。
レジオネラ属菌・大腸菌などの雑菌も繁殖し、衛生的にもそのまま放置することは好ましくありません。
マンションやビルの入口に噴水や池を設置している場合、景観のために設置したはずなのに、緑色で悪臭を放つのでは本末転倒ですよね。
水は入れておかないとダメ、でも放置するのもダメ…一体どうすれば…!?
そんな時におすすめなのが藻の防止剤「ウィンタークリーン」「カチオンクロライド」です。
「ウィンタークリーン」「カチオンクロライド」は、医薬品にも使用されている殺菌消毒性に優れた界面活性剤が主成分の藻の防止剤です。
アオコ・青藻などの苔・藻類、レジオネラ属菌・大腸菌などの雑菌、悪臭・濁りの元となるバクテリア等多くの微生物を死滅させ、常に水を清潔で澄んだ状態に保ちます。
プールの水質管理、衛生管理なら似たような効果だし、「塩素」でいいんじゃない?と思いがちですが、シーズンオフの藻の防止に「塩素」はおすすめできません。
■ シーズンオフの藻の防止に塩素がおすすめできない理由
シーズンオフの藻の防止に塩素が適さない理由は「コスト」「手間」「臭い」の3点です。
塩素は強力なので、たしかに藻の除去ができるのですが、性質上、数日で成分が蒸発してしまいます。
効果を持続させるためには塩素を頻繁に投入し、ろ過機を運連し続ける必要があるため、コストも手間もかかります。
また、塩素臭もあり、メリットを大きく上回るデメリットばかりなのです。
実際、プールを管理しているメンテナンス業者さんでも、塩素をシーズンオフの藻の防止用として入れ続けることはおすすめしていません。
「ウィンタークリーン」「カチオンクロライド」であれば、塩素と違って揮発しないので一度投入するだけでオフシーズン中(約6~8か月)ずっと効果が持続します。
シーズン初めには薬液の効果も切れるので、中和剤や水で薄めるなどの処理も必要なく、そのまま排水するだけの手軽さです!
↓こちらが「ウインタークリーン」投入前のプール
↓ ↓ ↓ そしてこちらが、投入後の同じプールです!
※ウインタークリーンによって枯れた藻がプールに沈殿してから濾過運転した状態
清潔な環境を保つ事で壁面などに水垢・苔類が発生しにくくなり、排水後の清掃も簡単です。
水は澄んだままなので、浅いプールならそのまま、水深のあるプールでは作業できる深さまで水を抜いて残り水で清掃することも可能です。
■ 「ウィンタークリーン」「カチオンクロライド」どちらがおすすめ?
「ウィンタークリーン」「カチオンクロライド」は成分・効果にほぼ違いはありませんが、主な用途として「ウィンタークリーン」は25mの屋外プールに適した量なので「プール用」、「カチオンクロライド」は水量に合わせて量を選べる1L、5L、10Lの展開があるので「池、噴水などの人工池用」となっています。ご使用場所に合わせてお選びください。
※人が入るシーズンのプール、魚など生物がいる池には使用できません。
滝、噴水等がある場合は泡立つため「消泡剤 泡クリーン」を併用してください。
蔵王産業 業務用 防藻剤 ウィンタークリーン 10kg
蔵王産業 業務用 防藻剤 カチオンクロライド 1L×3本セット
蔵王産業 業務用 防藻剤 カチオンクロライド 5L
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