前回の内容はこちら⇒ 秋の大掃除にいかが? HKU-1885でベランダの苔落としをしました②実践編
■ 意外な場所で活躍。パイプクリーニングホース!
コツもつかんで、気持ちよく苔汚れを落としていたのですが、気が付くと、足元に水が溜まっていました。
1階で高圧洗浄機の電源操作をお願いしていた家族に見てもらったところ、「ベランダからの排水管のつなぎ目から水が漏れてきている。排水桝を開けてみたが水がほとんど流れてこないので、ベランダからの排水管がどこかで詰まっているのではないか」とのこと。
確かに、高圧洗浄前に落ち葉や土埃などは軽く片づけましたが、それまではほとんど掃除してこなかったので、落ち葉などが流れてしまっている可能性もあります。
そこで、苔落としは一度中断し、パイプクリーニングホースを使って排水管の掃除をすることにしました。
使ったのはこちらです。
ヒダカ 高圧洗浄機用 別売りアクセサリー パイプクリーニングホース8m ※ノズルジョイント付き
パイプクリーニングホースに付け替えて、いざ排水管のお掃除です。
※ノズルの付け替えは必ず電源と水を止めてから行ってください。
また、圧がかかった状態ではノズルが外れないので、ノズルを外す際は一度ガンを握って「圧抜き」をしてください。
ベランダの排水口に付いているカバーは外せなかったので、横の穴から、パイプクリーニングホースを入れます。
ホースを入れてすぐにカーブにぶつかり、ホースを出し入れしながらカーブを超えて先に進めていくと、まっすぐの配管なのに何かにぶつかりました。
パイプクリーニングホースが管の中で引っかかった場合は、そのまま押し込み続けず、手前~奥にホースを出し入れしたり、ホースを回してみてください。汚れが多い箇所なども基本はホースを「出し入れ&回す」のが有効です。
噴射しながらホースを抜き差ししていると、ゴボっという音とともにホースが進んで、足元の水が流れていき、無事に詰まりを解消することができました。
排水桝を見ていた家族からは「水が流れてきた」と報告があり、これで安心してベランダ掃除の再開です。
※イメージ
ちなみに、パイプクリーニングホースの操作ですが、1人でガンを握りながらホースの出し入れをするのは大変で、これも家族に手伝ってもらい、1人がガンを握り、1人がホースを出し入れして行いました。
また、排水溝のカバーが外せないタイプだったので、横の穴からホースを入れましたが、清掃後抜こうとした時に引っかかって取れなくなりかけたので、より細くてしなやかなプロ用の洗管ホースを使用したほうがよいご家庭もあるかもしれません。
ヒダカ家庭用高圧洗浄機互換 プロ仕様 洗管ホース 1.2分ステンレス スズランノズル 10m ガン先取付タイプ
■ お掃除の成果は…?驚きのBefore&After
途中、排水管が詰まるというハプニングもありましたが、セッティングから片づけまでを含め1時間半ほどでベランダ掃除は終了しました。あまりの苔の多さに完全にきれいにすることはできなかったのですが、清掃前の写真と見比べると見違えるほどきれいになっているのが分かります。
ここまでたくさんの苔でなければ、水と一緒に流しても大丈夫だと思うのですが、さすがに水と一緒に流せる量ではなかったので、はがした苔をきれいに集め、ゴミ袋にまとめるのも大変でした。
そういった意味でもこまめに掃除することが大事ということを身をもって学んだ一時間半でした。
また、思わぬ形での配管洗浄となりましたが、秋の落ち葉シーズンを前に詰まりを解消できたので、これは本当によかったと思います。
3回にわたってお届けした「ベランダの苔落とし」はいかがでしたか?
ベランダは影になる場所が多く、意外と苔が生えやすい環境です。
高圧洗浄機ですっきり苔汚れを落とせば壁も明るくなり、気分もすっきりしますね!
ベランダの見える場所はこまめにお掃除しているという方も、排水管や雨どいに落ち葉などが詰まっていないか、定期的に流れをチェックしておくと安心です。Before&Afterの写真を重ねてみました!
↓画像の上でカーソルを右にスライドしてお掃除前/後の変化をご覧ください!
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