今回は、高圧洗浄機を使用できる蛇口形状とホースについて解説します。
対応蛇口ではなかった場合の対処法もありますので、ぜひ最後までご覧ください!
【目次】
■ 高圧洗浄機はどんな蛇口が使える?
■ 蛇口とホースの取り付け方法
■ 対応蛇口が無い場合は?
■ 高圧洗浄機はどんな蛇口が使える?
蛇口(水栓金具)のサイズは取り付けネジの外形で決められています。
「呼び径〇ミリ(〇インチ)」と表し、一般的な家庭用蛇口は呼び径13(13ミリ)というサイズです。
家庭用高圧洗浄機は、内径15mmの水道ホースが確実に取り付けられる「呼び径13」の丸蛇口(口が円形の蛇口)でお使いいただけますが、蛇口の先端が四角いタイプやネジ式タイプなどの場合は
ホースとの間にすき間ができてしまうため、そのまま取り付けることができません。
■ 蛇口とホースの取り付け方法
蛇口とホースの取り付け方法は、ホースバンドで固定する方法とカップリングで接続する方法があります。
(※カップリングはカプラ、蛇口ニップル等の呼び方もありますが、ヒダカではカップリングという名称で販売しています)
<ホースバンドで固定する方法>
水道ホースを蛇口に差し込み、抜けないように上から金属製のホースバンドをはめてネジで固定します。
<カップリングで固定する方法>
水道蛇口側(オス側・凸側)と、ホース側(メス側・凹側)をそれぞれ蛇口とホースに取り付けます。
対応蛇口でしっかり固定し、水漏れしなければどちらの方法でもお使いいただけますが、
ホースバンドで固定する場合、毎回ネジで付け外しする必要があります。
蛇口を高圧洗浄機以外でも使用する場合は、ワンタッチで付け外しができるカップリングをおすすめします。
水道蛇口への取り付けはネジで固定する必要がありますが、一度取り付けたら外す必要はありません。
ヒダカ高圧洗浄機HK-1890にはホースバンド・カップリング共に標準付属品として同梱しています(水道ホース側カップリングは取り付け済み)ので、どちらの方法でもすぐにご使用いただけます。
■ 対応蛇口が無い場合は?
<対応のカップリングを使用する>
ご自宅の蛇口形状に対応する水道蛇口側カップリングと水道ホース側カップリングがホームセンター等で入手できれば、そちらをお使いください。
<溜め水を自吸する>
自吸機能(溜め水吸い上げ機能)がついている高圧洗浄機であれば、お風呂やバケツなどに水をためて、そこから水を吸い上げて使用できます。
高圧洗浄機は1分間に5-6Lの水を使用しますので、例えば45Lの容器をご用意いただくと7-9分ほど使用可能です。
(水量は機種によっても異なりますので、お使いの高圧洗浄機の吐出水量をご確認ください)
自吸するためには、別売りの自吸セット(サクションホース)が必要です。
<長い水道ホースを使う>
高圧洗浄機の付属品としてついてくる水道ホースは3m程度のものが一般的ですが、高圧洗浄機本体に十分な水量が供給できれば、水道ホースの長さには特に制限はありません。
ベランダなどで、電源はあるけれど水道蛇口の形状が合わない時などは、電源はベランダから取り、室内の水道から給水するのもひとつの手です。
高圧洗浄機は水道蛇口を全開で使用するため、通常の水道ホースの場合、水圧に耐えきれず亀裂が入るおそれがあります。耐圧仕様の内径15ミリのホースをご用意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
蛇口の形なんてふだん気にしない場所だと思いますが、いざ高圧洗浄機を使おうという時に困らないように、
ご使用前に水道蛇口の形状をチェックしておくと安心ですね!