洗車に外壁、お風呂場の掃除などに大活躍の高圧洗浄機ですが、長期間使用するために大事なのは、こまかなメンテナンスを怠らないこと!これにつきます。
今回はみなさまに高圧洗浄機を長くご利用いただくためのちょっとした秘訣をご紹介します!
【目次】
■ 凍結に要注意!高圧洗浄機使用後のお手入れ
■ 給水口フィルターの詰まりを除去
■ 雨やほこりも高圧洗浄機の敵!高圧洗浄機の保管場所
■ 凍結に要注意!高圧洗浄機使用後のお手入れ
冬のあいだ、保管しておいた高圧洗浄機は本体内部に残った水が凍結することがあります。水の凍結に気づかずに、そのままスイッチを入れてしまうとモーターやポンプに余計な負荷がかかり故障の原因に…。
冬に限らず、高圧洗浄機を使用した後は必ず水を抜いておけば凍結する心配もありません。
使用後は以下の手順で、本体内部の水を抜いてください。
【使用後に水を抜く手順】
①機械のスイッチを切って水道の蛇口を閉める
②トリガーガンを握ってポンプの残留圧力を抜く
③トリガーガンからノズルを取り外し、水道ホースを本体から取り外す
④スイッチを入れ、トリガーガンを再度握り(約10秒間)、ポンプの残水を抜く
⑤スイッチを切り、電源プラグを外す
⑥本体から高圧ホースを外して、トリガーガンのレバーを握りながら高圧ホースを巻き取り、トリガーガンおよびホース内の残水を抜く
⑦本体をななめに倒し、内部の残水を抜く
雪が降らない地域でも、気温が氷点下になれば凍結することがありますので、使用後は必ず水を抜くようにしてください。次回高圧洗浄機を使う時もスムーズにお使いいただくことができます。
※注意※
高圧洗浄機は誤った使い方をすると、怪我をする恐れがあります。
使用後は必ず上記の作業を行ってください。
■ 給水口フィルターの詰まりを除去
高圧洗浄機を購入され、何度かご使用されたお客さまから「圧力が上がらなくなってしまった」というお問い合わせをいただきます。
これはどこの高圧洗浄機メーカーでも一番多いお問い合わせなのですが、原因は給水口フィルターの詰まりであることがほとんどです。
給水口フィルターは本体側カップリングを取り外したその中にセットされていてゴミをキャッチするためにある部品ですが、想像以上にゴミが詰まっていたり、長いあいだ挿しっぱなしになっていたため藻が生えていることもあります。
この部分にゴミが詰まっていると給水がうまくいかず、圧力が上がらない原因になりますので、定期的にお掃除をしてください。
理想的には、使うたびにお掃除をすることをおすすめします。
また、標準ノズル(バリオスプレーランス)の不調はノズルのつまりが原因の可能性があります。ノズルクリーナー(細い針金でもOK)などでノズルの穴からゴミを取り除いてください。
■ 雨やほこりも高圧洗浄機の敵!高圧洗浄機の保管場所
保管する際には、本体から高圧ホースや水道ホースは取り外し、日かげ、雨に濡れない乾燥した場所、凍結しない場所、ホコリのかからない場所、子供の手に届かない場所での保管が理想です。
高圧洗浄機は水を使う機械なので、雨に強いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、モーター部分などは完全防水ではないので、雨ざらしにしておくことは故障の原因になります。
ほこりについても同様で、機械内部にほこりが入り込むと故障の原因になるので、なるべく屋外ではなく屋内での保管をおすすめしています。
ちなみに、ヒダカショップスタッフのスタッフには100円ショップの材料で作った自作のカバーをかけて保管している人もいます。みなさんも真似してみてください。
まとめ
高圧洗浄機のメンテナンス方法、参考になりましたか?
少し面倒に思えるかもしれませんが、高圧洗浄機を長持ちさせるためには欠かせない作業です。
ぜひ実践してみて、高圧洗浄機ライフを充実させてください!