※こちらの記事は2023/4/12更新の再掲です。
「黄砂」とは中国大陸内陸部を中心とした東アジアの砂漠や乾燥地帯の砂塵が強風で舞い上がり、地上に降り注ぐ現象です。
降り注いだ砂塵そのものを「黄砂」と呼ぶこともあります。
黄砂は実は一年中日本に飛んできているのですが、偏西風が強く雨が少ない4月ごろがピークと言われています。
そう、国民病とまで言われる花粉症の原因「スギ花粉」や「ヒノキ花粉」の飛散と重なる時期です。
黄砂で飛んでくるのは純粋な砂ばかりでなく、黄砂に付着して大気汚染物質やダニ、ほこりなども一緒に運ばれてくるため、これらが原因となってアレルギー症状を引き起こす事もあります。
黄砂アレルギーは花粉症の症状と似ていますが、症状を引き起こす原因(アレルゲン)が違うため、花粉と黄砂のアレルギー両方を併発する可能性もあります。
その場合はどちらのアレルギーでも症状が出るので、そのぶん症状が重くなってしまいます。
黄砂・花粉の時期のお掃除のコツ
この時期のお掃除は屋内・屋外どちらも「乾燥した状態で行わない」が鉄則です。
黄砂も花粉も軽い粒子なので、ちょっとした動作でも空間に舞い上がってしまいます。
室内であれば「掃除機がけ、はたきがけ」、屋外であれば「乾燥した玄関まわりを掃き掃除」などが代表的な「今やっちゃダメなおそうじ」です。
一般的にはお掃除は「上から下へ」と言われますが、この季節はまず最初に「床の水拭き」をして、床に積もった黄砂、花粉を舞い上がる前にふき取ってしまうのがコツです。
↓こちらの記事で詳しくご紹介しています
花粉症に負けない!お家の中でできる花粉症対策
屋外は高圧洗浄機で洗い流すのがおすすめ。
網戸や窓のサッシ、玄関などを洗い流せば、換気やドアの開け閉めの際に家の中に入ってくる黄砂・花粉をぐんと減らせます。
車をお持ちの方は、アレルギー対策だけでなく車のボディの保護のためにも、高圧洗浄機でのこまめなすすぎ洗いが有効です。
HK-1890を使用して「花粉のついた車を洗車」「玄関前タイルの鳥のフンの掃除」
車にも花粉対策を!花粉シーズンの洗車
黄砂アレルギー、花粉症の方にはまだまだつらい時期が続きますが、症状がすこしでも軽くなるように身近な所から対策していきましょう!
今はまだ大丈夫、という方も、予防のために上記のおそうじをお試しください!