マリーナやヨットハーバーなどでヨットの管理をされている方や、漁船オーナーの方よりフジツボの除去におススメの高圧洗浄機についてお問合せをいただくことがあります。そこで、今回の記事ではフジツボ除去におススメの高圧洗浄機をご紹介します。
【ちょっとその前に…船での高圧洗浄機ご使用について】
「船(舟)の洗浄に高圧洗浄機を使いたい」というご要望は、当店にたくさんいただくお問合せのひとつです。実際、ヨットや船(舟)の清掃に高圧洗浄機を使っているお客様はたくさんいらっしゃいます。
過去のブログでもご紹介しているので、是非参考にしてみてください。
船底のドロ落とし!トラクターの洗車!~高圧洗浄機ってそんなことまでできちゃうの?【Part3】
※注意※
船(舟)の清掃に使う高圧洗浄機をお探しの方に、ご注意いただきたい点があります。電力をとる電源の周波数や電圧等、電源環境のチェックを事前にお願いいたします。(特に船内電源から電源をとる場合は周波数にお気をつけください。)
電源環境に適した機種をお選びいただくようお願いいたします。
【目次】
■ 家庭用機種や100V機種では難しい
■ 200V機種でおすすめはこちら
■ エンジン機種でおすすめはこちら
■ 家庭用機種や100V機種では難しい船底洗浄
船のメンテナンスをする方にとって悩みの種の、船底にびっしりとこびりついたフジツボ。スクレーパーなどを使ってガリガリと落とされている方も多いのではないでしょうか。中には、ヒダカの家庭用高圧洗浄機HK-1890を、船の泥やコケ落としにご使用のお客様も多くいらっしゃいます。
ただし、家庭用機種の中では圧力に定評があるHK-1890でも、大量のフジツボ除去となると難しくなってきます。それでは業務用の高圧洗浄機なら大丈夫かというと、そうもいきません。
業務用でも、100Vの機種ですと期待したような効果は得られません。全くとれないというわけではありませんが、すべてスッキリと除去は難しいです。なので、大量のフジツボを除去するためには、業務用の100V機種とスクレーパーによる手作業を併用しての作業になってしまう可能性が高いです。
また、家庭用でも業務用でも、100V機種は電源(コンセント)までの距離に注意が必要です。電源コードの延長は最長10mまでしかできません。マシンからのコンセントまでの距離はマシンについている電源コード+10m以内でなければいけないということになります。
さらに、使用する延長電源コードは、規定の規格<2.0スケア〔断面積2.0mm²〕以上>でなくてはいけません。規格外の物を使用すると故障の原因になります。
■ 200V機種でおすすめはこちら!
フジツボの山を除去するには、業務用でも100V機種では難しいとお伝えしました。そもそも、業務用の高圧洗浄機には、家庭用と同じ100V機種と、よりパワーのある200V機種があります。
ヒダカがフジツボの除去におすすめするのは、よりパワーがあり洗浄力のある200Vの冷水高圧洗浄機。中でも、おすすめの商品はクランツレ 業務用 200V冷水高圧洗浄機 Quadro800TSTです。こちらは、実際にフジツボの除去等、船の清掃にも使われる事もある機種です。
ご使用の際は、三相200Vの電源が必要です。詳細は商品ページをご覧ください。
※200V機種も電源(コンセント)からの距離には注意が必要です。Quadro800TSTの場合、電源コードの延長には特注品のコードが必要です。長さが10m(断面積3.5㎟)のものと、20m(断面積5.5㎟)のものがあります。この機種に限らず、電源から距離がある場合は、電源コードではなく、高圧ホースの延長をお勧めします。
■ エンジン機種でおすすめこちら!
ガソリン燃料で作動するエンジン機種であれば、電源がない現場でも使えます。エンジン式は、電源コードがないので移動範囲の制限がなくなり、作業効率もあがります。エンジン式でおすすめの商品はクランツレ 業務用 冷水高圧洗浄機(エンジン)B270Tです。
こちらの商品も、フジツボ除去の現場で実際に活躍。漁業関係の方には、船底の洗浄だけではなく網の洗浄や船内水槽の洗浄など幅広くご活用いただいています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は本記事でご紹介はしませんでしたが、さらに高スペックの「超高圧洗浄機」を使用する現場もあるほど、強い水圧を必要とするフジツボの除去。
また、船底の清掃は塗料とも密接に関わってきますが、ご紹介した2機種については、実際にご使用のお客様は塗料の問題もクリアされています。ご購入を検討されているお客様限定で、メーカーのスタッフによる【無料出張実演】を承っています。「本当にきれいになるのかな?」
「塗料まではがれてしまわないかな?」ご不安の方はぜひ無料出張実演をお申し込みください。
ご相談・お問合せもお待ちしております。