高圧洗浄機には、さまざまな場面でお使いいただける別売りの専用アクセサリーが数多くあります。
今回は
・使用範囲を広げたい
・広い床面積を効率よく洗浄したい
・高い場所を洗浄したい
・もっと便利な機能がほしい
など、お客様のニーズにお応えするアクセサリーをご紹介します。
【目次】
■ 車の大敵、塩化カルシウムと戦う
■ 2種類あります。アンダーボディスプレーランス
■ 雨どいや屋根、高い場所の掃除にも活躍できる延長パイプセット
■ 車の大敵、塩化カルシウムと戦う
海沿いの地域や、融雪剤を使用する地域では、車の下まわりやタイヤのホイール(鉄)部分に塩化カルシウム(塩)が付着し、錆や腐食の進行が速くなってしまいます。
高圧洗浄機を使ってきれいにしようと思っても、通常のノズルでは高圧水を噴射するのに難しい箇所もあり、塩化カルシウムの付着を完全に防ぐことはできません。
そういうときはアンダーボディスプレーランスの出番です。
アンダーボディスプレーランスはノズルの先端が45度に曲がっているため、見えづらい部分でも簡単に高圧水を噴射することができます。
高圧洗浄機とアンダーボディスプレーランスを使ってこまめにお掃除すれば、塩化カルシウムによるサビや腐食を抑えることができるので、車が長持ちします。
■ 2種類あります。アンダーボディスプレーランス
ヒダカショップでは、アンダーボディスプレーランスを2種類ご用意しています。
バリアブルアンダーボディスプレーランス(HKP-VUSET)
圧力調整ができる、標準ノズルの先端が付いています。
手元で無段階に圧力調節ができるので、ノズルを付け替えずに色々な汚れに対応することができます。
ターボアンダーボディスプレーランス(HKP-TUSET)
ターボノズルの先端が付いています。円を描くように高圧水を噴射します。
洗車の際に気をつける点として、ノズルを近付けすぎると水圧が強く塗装面を痛めてしまう可能性があります。洗浄面とノズルの距離を取ったり、水圧の調整をするなどして様子を見ながらお使いください。
■ 雨どいや屋根、高い場所の掃除にも活躍できる延長パイプセット
雨どいは落ち葉や土埃が溜まりやすい部分です。
溜まったまま放置するとそのうち詰まってしまい、雨水がきちんと流れず別の場所から溢れてしまいますので、定期的に自分でお掃除できると楽ですよね。
しかし掃除のために屋根に上がるには危険が伴います。
そんなときに活躍するのが柄の長さが約80センチ(ヘッド部分除く)あるアンダーボディスプレーランスです。
さらに長くしてお使いになりたい場合は別売りの延長パイプ
に接続してご使用いただくことも可能です。
上記の2つのアクセサリーの性能は、アンダーボディスプレーランスと同じですが、アンダーボディスプレーランスが約80cmなのに対し延長パイプセットは約1メートル(100センチ)あるので、雨どいや屋根の掃除がしやすくなります。
*自吸セットを使うことで、2階のベランダでもお使いいただけます。
ただし、ご使用時の注意点として、ノズルが長くなるほど高圧水を噴射した際の反動が大きくなります。特に水の出始めと、水を止めた時は要注意です。
しばらく使っていると力の加減が分かり安定した位置で使えるようになります。
この時、ノズルを上に向けて力をかけて位置をキープした状態になっているかと思いますが、この状態で噴射を止めるとランスを上に跳ね上げてしまうおそれがありますので、十分にご注意ください。
なお、屋根に上がるなど高所での作業は大変危険ですので避けてください。止むを得ず脚立などをご使用になる場合は、かならず2人以上で作業を行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高圧洗浄機とHK-1890のアクセサリーをお使いいただくことで、大事な愛車やご自宅を自分でメンテナンスすることができます。
あまりにもひどい場合には業者への依頼をおすすめしますが、そうなる前に少しでもきれいに長持ちさせるため、高圧洗浄機を有効活用していきましょう。