農業や畜産業では、トラクターや農機具などの清掃に使用されている高圧洗浄機。実は、漁業の現場でも大活躍しているんです!!
今回は、漁業の現場での高圧洗浄機の使用方法についてご紹介します。
【目次】
■ 船艇洗浄に高圧洗浄機
■ 網の洗浄に高圧洗浄機
■ どのような機種が選ばれているか
■ 船艇洗浄に高圧洗浄機
漁船と聞くと一般の人には馴染みが薄いかもしれませんが、魚を捕獲するために様々な設備や道具があったり、また鮮度の高い状態で輸送するために船内は複雑な構造をしています。
それらの清掃やメンテナンスを行うことも漁師さんの大事なお仕事です。
高圧洗浄機は、機体もそれほど大きくなく持ち運びも楽にできるので、漁師さんの清掃業務にも大いに役に立っているとのコメントを頂くこともあります♪
船内の用途としては、釣った魚を入れておく水槽の洗浄などに使われる事が多いそうです。
また、漁船の甲板は魚の血のりなどで汚れていると、船が揺れた時などにそれが原因で滑って転倒・転落などの事故のリスクもあるとのこと。
高圧洗浄機が漁師さんの安心安全にも役に立っているなんて、本当に嬉しいです。
水槽の洗浄や甲板の清掃の他には、船底に付着したフジツボや貝類の除去などにも利用されているそうで、高圧の水が噴射される高圧洗浄機を上手に利用した洗浄方法ですね!
フジツボの除去については、以前の記事「船底のフジツボ除去におすすめの高圧洗浄機」がありますので、そちらもご覧ください。
■ 網の洗浄に高圧洗浄機
実は、漁業現場での高圧洗浄機のメインの用途は「漁網の洗浄」です。
洗浄が必要かどうかは、漁が「刺し網式」で行われるのか「定置網式」なのかで、違ってきます。
「刺し網」とは船から海に投げ入れて引き揚げる漁で、あまり汚れない事も多く高圧洗浄機での洗浄はしません。
「定置網」は1か月から数か月網を張っておいて引き揚げる漁で、1ヶ月~2ヶ月間海の中に網を仕掛ける為、どうしても藻が張り付いて成長してしまいます。その藻などを落としていくのに高圧洗浄機を使います。
(大型定置網のなど大きい物は、消防ポンプの様な大水量で洗います。)
■ どのような機種が選ばれているか
ある程度の威力と耐久性が必要な現場ですので、業務用の「三相200V機種」もしくは「エンジン式」の高圧洗浄機がおすすめです。
個人船主の方は、「エンジン式」の高圧洗浄機を選ばれる方が圧倒的に多いです。
エンジン式の場合、適合する電源の確保や、コンセントからの距離などを考える必要がなく比較的自由に清掃可動域をとることができます。
クランツレ 業務用 冷水高圧洗浄機(エンジン)B270T
漁業協同組合などで購入される場合は、200V機種とエンジン式とどちらも選ばれています。電源コードで電力をとる、「200V」機種をお使いいただく事も多い様です。
クランツレ 業務用 200V冷水高圧洗浄機 Quadro800TST
200V機種をご使用の場合は、200V電源が確保できるか、電源から清掃現場までの距離の確認が必要です。距離がある場合は、電源コードや高圧ホースの延長が必要です。また延長には制限があります。
まとめ
いかがでしたか。
ご購入を検討されているお客様限定で、メーカーのスタッフによる【無料出張実演】を承っています。
「本当にきれいになるのか?」
「自分の現場には、どんな高圧洗浄機がよいのか。」ご不安の方はぜひ無料出張実演をお申し込みください。
ご相談・お問合せもお待ちしております。