布の汚れにはスチームクリーナーよりリンサー!? | プロが教える高圧洗浄機 | 高圧洗浄機の専門店【ヒダカショップ】

布の汚れにはスチームクリーナーよりリンサー!?

布の汚れを落とす清掃機器といえば、代表的なのは「スチームクリーナー」です。
業務用だけでなく手頃な価格の家庭用も種類が豊富で、家電量販店でも専門コーナーがあったりと人気ぶりがうかがえます。

ですが、布汚れのお悩みに今ヒダカがおすすめしているのは、実は「スチームクリーナー」よりも「シートクリーニングリンサー」なんです。
スチームクリーナーよりはまだ知名度も低い「リンサー」ですが、その実力は期待以上!
スチームクリーナーと比較しつつ、その魅力をご紹介します。


ヒダカ シートクリーニング用リンサー SRV-01C

ヒダカ シートクリーニング用リンサー SRV-01C


【目次】

■ スチームクリーナーとリンサーのちがい
■ スチームクリーナーのデメリット・注意点
■ 結論:リンサーならスチームクリーナーのデメリットを回避できる!

 

■ スチームクリーナーとリンサーのちがい

スチームクリーナー使用例
大まかにいうと、スチームクリーナーは「汚れを浮かす」、リンサーは「浮かした汚れをすすいで回収する」清掃機器です。
スチームクリーナーは高温の蒸気(スチーム)を洗浄面に勢いよく当てて、表面に浮き上がらせた汚れをパッドでふき取って落とします。
高温で汚れを緩ませることができるため、キッチンなどの油汚れにも活躍します。
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一方、リンサーはスチームクリーナーと同じく布製品の汚れ落としに使用しますが、あらかじめ洗剤などで汚れを浮かせたところに水を噴射し、汚れや洗剤成分と一緒に吸い取って回収する「すすぎ洗い」のための清掃機器です。
直接水を浸透させて吸い取るため、スチームクリーナーでは表面的な汚れしか取れないカーシートやソファーなどの厚みのある布製品も、深部に染み込んだ汚れまでしっかり回収できます。
スチームクリーナーのように高温は出ず、常温水でのすすぎになりますが、すすぎ前の洗剤を変えたり、油脂汚れに強いアルカリ電解水を使うなどで水だけでは落としにくい油汚れなどにも対応できます。(※業務用では、温水が使えるリンサーもあります。)

 

■ スチームクリーナーのデメリット・注意点

待ち時間に注意
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スチームクリーナーは掃除機やリンサーなどと異なり、スイッチを入れてすぐに使えるわけではなく「ヒートアップタイム」と呼ばれる加熱の待ち時間があります。加熱方式や機種よって異なりますが、一般的なボイラー加熱式のスチームクリーナーであれば、使えるようになるまでに早くても5~6分かかるものが主流です。
また、使用中に水がなくなった場合は、そのまま継ぎ足し可能な機種と、一旦電源を切って内部がを冷ましてからでないと給水できない機種があります。
後者の場合は内部を冷ます時間とヒートアップタイムが必要になるので、せっかく始めたお掃除の手を止めてしまいます。
たくさんスチームを出して使っていると意外と早く水がなくなってしまうので、スチームクリーナーを使う際はヒートアップタイムの長さやタンク容量、継ぎ足し給水ができるかもチェックすると良いと思います。

定期的なスケール除去が必須
スチームクリーナーは高温スチームを出す以上、スケール(湯あか、カルキ。白くて硬い結晶)の付着は避けられません。
スケールが付着したままで使用すると詰まりや故障の原因となるため、使用ごとのお手入れと定期的なスケール除去が必要です。
リンサーは加熱しないのでスケール除去などの面倒なお手入れは不要です。

深部の汚れには不向き
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車の座席やソファーにジュースをこぼしてしまった等、厚みのある布製品についた汚れは、表面だけでなく奥まで浸透してしまっている場合があります。
スチームクリーナーはリンサーのように水を吸引する機能はなく、表面に浮いた汚れと水分をタオルなどで吸い取るかたちになるので、布製品の深くまで染み込んだ汚れを取るのには適していません。

 

■ 結論:リンサーならスチームクリーナーのデメリットを回避できる!

以上のような理由から、ヒダカではカーシートやソファなどの汚れ落としには、スチームクリーナーよりリンサーをお勧めしています。


ヒダカ シートクリーニング用リンサー SRV-01C

ヒダカ シートクリーニング用リンサー SRV-01C


ヒダカのリンサーSRV-01Cなら、リンサー機能だけでなく、乾湿両用の集じん機としても使える強力バキューム機能を搭載した二刀流!
2WAY仕様の機械は「どちらの機能も中途半端なスペック」「切り替えが面倒で片方の機能しか使わない」などのイメージがあるかもしれませんが、SRV-01Cはリンサー機能・バキューム機能共に妥協しない業務用ハイパワー品質。リンサー機能・集じん機能の切り替えも簡単なので、手軽に使い分けができます。
また、カーシート、ソファの汚れ落としにはアルカリ電解水との組み合わせが最適です。
アルカリ電解水とリンサーを使った清掃については、下記のおすすめの記事もご覧ください。

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