グリストラップは定期的に油脂分やヘドロを正しく回収しないと排水の詰まりや悪臭の原因となり、衛生上も問題ですが、「きつい・汚い・危険」の3K仕事と言われているのも事実です。
グリスト清掃は作業時間もかかるうえ作業者の精神的負担も大きく、グリスト清掃をより楽に効率良く行うことは作業時間やコストの削減だけでなく、スタッフの作業環境の大幅改善にもつながります。
【目次】
■ グリストラップ(グリーストラップ)は高頻度の清掃が必須
■ ニルフィスクの「グリストラップ清掃キット」で業務負担が大幅改善
■ お悩みに合わせた的確なご提案・カスタマイズ
■ グリストラップ(グリーストラップ)は高頻度の清掃が必須
グリストラップとは、Grease(グリース…油脂を含んだ排水)とTrap(トラップ…一時留める装置)を組み合わせた言葉で、油脂を含む汚水が排水管設備を妨げないように油脂分を溜めておく装置です。
日本語で「油水分離阻集器」とも言います。
業務用の厨房では設置が義務付けられているこのグリストラップですが、衛生環境を保つためには最低でも週に1回程度、汚れの度合いによっては毎日の清掃が欠かせません。
ところがこの清掃、人力で行う場合は浮いた油分を杓子などですくい上げていく地道な体力仕事で時間もかかるうえ、悪臭もあるので作業者の精神面でも負担が多い3K(きつい・汚い・危険)作業なのです。
小規模な飲食店でも大変なこの作業が、ショッピングモールのフードコートや食品工場の規模になればその作業量は膨大なものになります。人件費の削減や業務効率改善のためには、グリスト清掃の作業軽減が課題のひとつです。
■ ニルフィスクの「グリストラップ清掃キット」で業務負担が大幅改善
そこで活躍するのがニルフィスクの「グリストラップ清掃キット」です。
バキュームクリーナーをドラム缶につなぎ、業務用のバキュームクリーナーの強力な吸引力によって汚水回収用のグリストラップ内にたまった油脂分やヘドロを吸い上げて回収していきます。
吸い上げた汚水はバキュームクリーナーには入らずドラム缶に溜まるので、あとは廃棄用の容器に移し替え、産廃業者に引き取ってもらえばOK。
汚水を回収したドラム缶をそのまま通い桶にして、他の容器に移し替えずにそのまま産廃業者に引き渡している施設もあります。回収した汚水はバキュームクリーナー側には入らず、満タンになるとフロートストッパーにより吸引が止まるためあふれてしまう心配もありません。
■ お悩みに合わせた的確なご提案・カスタマイズ
ニルフィスクのグリストラップ清掃キットは現場の規模や回収内容、抱えているお悩みや課題によって内容をカスタマイズすることが可能です。
例えば…
【レトルト食品加工工場様の場合】
グリストラップのサイズ:2.5m×4m
浮いた油脂分を杓子をつかって人力で回収していて、作業軽減が課題。
↓
200V乾湿両用バキュームクリーナー「S3」を使った清掃キットの導入により、毎日2時間かかっていた作業が隔日ですむように。実質作業時間が半分に激減しました。
【食品加工工場様の場合】
グリストラップのサイズ:1m×2m
1つのグリストラップのサイズは小さいものの、5か所に設置されているため人力作業は一日がかり。作業軽減が課題。
↓
200V乾湿両用バキュームクリーナー「S3」を使った清掃キットの導入により、作業時間を90%以上削減。
【ソース工場様の場合】
グリストラップのサイズ:4m×2m、2m×2m(二か所)
固い油脂分のため回収するのにパワーが必要。手作業では重労働で取り切れない。
↓
温水高圧洗浄機の温水噴射で油脂分を溶かしてはがし、ハイパワーのバキュームクリーナー「T63」で強力に吸引・回収。毎日の作業時間が半減しました。
その他にも
【作業後の廃棄臭が残ると困るショッピングコートのフードコート】
⇒バキュームの排気から悪臭が出ないように臭いを強力除去する活性炭フィルターの追加をご提案
【廃棄コストが課題の工場】
⇒回収用のドラム缶の下部に排水バルブとホースを設置し、上に浮いた油脂分やヘドロ以外の水分を排出することで廃棄量の削減に貢献
などなど、グリスト清掃に関わる様々なお悩みの解決に向け、最適なプランをご提案いたします。
まとめ
いかがでしたか?
ヒダカショップを運営する日高産業はニルフィスク株式会社と直接取引をしていますので、お客様のご要望に沿った、きめ細やかな対応が可能です。
現場のお悩みや予算などをお聞かせいただいた上で、適切な機種、オプションパーツ等をご提案いたします。
お見積りやご相談はもちろんのこと、出張実演(デモ)も無料で行っておりますため、グリスト清掃でお困りの方はまずはお気軽にお問い合わせください!!
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