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アスベスト対応真空掃除機【GM80P HEPA】【GD930 PRO S2 HEPA】を徹底比較!!

当店取扱いのアスベスト対応機種は「GM80P HEPA」「GD930 PRO S2 HEPA(GD930 S2 HEPA後継品番)」の2種類あり、「何がどう違うの?」「どちらがおすすめ?」という質問をよくいただきます。

そこで今回は、アスベスト対応掃除機の「GM80P HEPA」「GD930 PRO S2 HEPA」について、違いやそれぞれの特徴をご説明いたします。


GM80P HEPA

ニルフィスク 業務用 真空掃除機 GM80P HEPA



GD930

ニルフィスク 業務用 真空掃除機 GD930 PRO S2 HEPA

■ HEPAフィルター・フィルター構造の比較

アスベスト対応掃除機を選ぶにあたり、重要視すべきチェック項目として、「HEPAフィルターの性能」が挙げられます。
「GM80P HEPA」「GD930 PRO S2 HEPA」の2機種は厳しい基準をクリアしているのはもちろん、安全にお使いいただけるよう掃除機の構造においてもそれぞれ工夫がなされています。

GM80P HEPA
一般的にフィルターは「ダストバッグ」「HEPAフィルター」の2層であることが多いのですが、GM80P HEPAのフィルターは
・ダストバッグ
・メインフィルター
・マイクロフィルター
・HEPAフィルター
4層構造
目の粗いフィルターから順に細かいフィルターへ通る構造のため、粒子の大きい粉じんから順に捕集されていき、最終段のHEPAフィルターには2μm(マイクロメートル)未満の粉塵がわずか0.15%程度しか到達しません。そのためHEPAフィルターが詰まりにくく長持ちしやすいシステムとなっています。
img01
フィルターが詰まると、吸い上げた粉じんの行き場がなくなり、接続部などから漏れだす恐れがありますが、GM80PHEPAは「フィルターの4層システム」と「各接続部からの漏れを防ぐ構造」で、危険粉じんが外部に漏れだすことを防いでいます。

GD930 PRO S2 HEPA(GD930 HEPA)】
フィルターは「ダストバッグ」「HEPAフィルター」の2層構造で、HEPAフィルターは0.3ミクロンのダストを99.997%捕集する性能を有しています。
また、本体を円盤型にすることでHEPAフィルター面積を広く確保しており(12000平方センチメートル)フィルターが詰まりにくく、GM80P HEPA同様、各接続部からの漏れに対しても対策された作りとなっています。

■ 電源コードの比較

掃除機全般に言えることですが、電源コードは移動の際に引っ張る、引きずる、引っ掛けるなどで故障・消耗が多いパーツです。
2機種とも電源コードのみでも販売しておりますので、故障・消耗の際もご自身で電源コードのみの交換が可能です。

GM80P HEPA
電源コードの長さは9m
着脱可能となっており、もしも断線してしまった場合は、電源コードのみでも販売しておりますので、お客様ご自身で交換可能です。

GD930 PRO S2 HEPA
電源コードの長さは15mで、GM80P HEPAよりも長く、作業範囲が広がります。
旧型番GD930 S2 HEPAは電源コードは着脱式ではありませんが、新商品の「GD930 PRO S2 HEPA」はGM80P HEPA同様、着脱可能となり、電源コードのみの交換も可能となりました。

ホースの比較

こちらも、2機種それぞれ独自の視点での工夫がされています。
長さや特徴などを比較しました。

GM80P HEPA
ホースの長さは2mで、排気側(本体側)が太く、吸気側(吸い口側)に向かって細くなっていく「テーパー状」です。
IMG_8491
空気の通り道が細いほど流速は速くなるため、補足なっている吸気側は吸い込みスピードが速く、これにより比重の重たい粉塵を吸引しやすくなります。
本体に近付くにつれてホースが太くなるので流速が遅くなりますが、このことによって粉じんや空気が緩やかにダストバックやその他のフィルターに入り、勢いよく速いスピードで入ってくるよりもフィルターに与えるダメージを抑制することができます。
こちらのホースは、破損部分をカットしてつなぎ直すことはできません。

GD930 PRO S2 HEPA
ホースの長さは1.9mです。GD930 S2 HEPAのホースの最大の特徴は、両端のカプラ部分が取り外しできる点です。
IMG_8498
チューブ部分が切れてしまったり痛んでしまった場合、一般的なホースはカプラ部分も一体形成で取り外しができないため、破損があった場合にはカプラ部分も含めたホース全体の取り換えとなります。
GD930 S2 HEPAはカプラを外してその部分をカットして再度カプラを付け直せば、少し短くなりますがそのままご使用いただけるメリットがあります。
ホースのチューブ部分は、使っている中でどうしても負荷がかかり、特に接続部付近のチューブが破れてしまいがちなのですが、ホース全体を買い替えなくても破損個所だけ切り落とせば再利用できるので、環境にもお財布にも優しい特徴といえるでしょう。

ダストバッグの比較

ダストバッグの種類や容量、標準付属品について比較しました。
GM80P HEPA
DSC_0110
ダストバッグの容量は6.5Lとやや小さめです。
ダストバッグの種類は、「ペーパーバッグ(紙製ダストバッグ)」「フリース製ダストバッグ」などがあり、「フリース製ダストバッグ」が3枚標準付属品として本体に付属しています。フリース製ダストバッグは紙製に比べて厚みがありしっかりしているので、廃棄する際にも破れにくく、廃棄時の再飛散のリスクを軽減できるというメリットがあります。
ただしペーパーバッグに比べると価格が高いため、コスト重視の現場ではペーパーバッグがおすすめです。

GD930 PRO S2 HEPA
高解像GD930S2_dustbag
ダストバッグの容量は15Lと大容量なので、広い現場や回収物が多い現場でもストレスなく作業が続けられます。
ダストバッグの種類はペーパーバッグ1種類のみで、標準付属品としてペーパーバッグが6枚付属しています。
標準付属の枚数が多いのも嬉しい特徴です。

比較まとめ

↓サイズ比較。左からGM80P HEPA、GD930 PRO S2 HEPA。

DSC_0189‗サイズ比較

いかがでしたでしょうか。
どちらの機種にも良い点、魅力的な点があり、どちらを選ぶか悩ましいところ、と感じられる方も多いのではないでしょうか。
当店では、作業者や周辺の方への安全、健康を最優先するなら「GM80P HEPA」、作業する方の利便性を重視するなら「GD930 PRO S2 HEPA」をオススメしています。
ヒダカショップでは、「GM80P HEPA」「GD930 PRO S2 HEPA」を在庫しておりますため、在庫分は即納が可能です。(2024年9月現在)
万が一品切れになった場合でも予約注文として承りますが、納品までにお時間いただく場合もございます。
2商品ともにペーパーバッグがセットになったお得なセット商品もご用意していますので、ご希望の場合は、お早めにご検討ください。



GM80P HEPA

ニルフィスク 業務用 真空掃除機 GM80P HEPA



GD930

ニルフィスク 業務用 真空掃除機 GD930 PRO S2 HEPA

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